栄養、健康、持続可能な暮らしの分野のサイエンスベースのグローバル企業、アビエントは、Bravo Zulu Advanced Materials社との間の継続したパートナーシップを称えます。このパートナーシップは、継続している台湾国防省(MND)の入札を支援するために、アビエントがダイニーマ®単方向(UD)素材を使用した次世代アーマー技術をBravo Zuleに供給するというものです。
過去10年にわたり、アビエントは軽量で高性能な次世代バリスティックヘルメットを生産したいという台湾MNDのビジョンを支援するために、アジア太平洋地域でX-ProofおよびBravo Zuluとの提携を続けてきました。 この協力関係は2010年にX-Proofとの間で始まり、その後、台湾市場をサポートするX-Proofの戦略的成長の一環としてその子会社のBravo Zuluへと拡大しました。
2015年以来、アビエントとBravo Zuluは協力して、ノースカロライナ州グリーンビルにあるアビエントの製造施設で製造されたダイニーマ®UD (Uni-Directionalラミネート) 素材を使用して、台湾MNDの地域の要件を満たす軽量の装甲ソリューションを提供しています。ダイニーマ®はユーザーの快適性や機動性を犠牲にすることなく、高度な耐衝撃力を提供でき、世界のエリート軍人や法の執行に携わる多くの人々に選ばれている素材です。
Bravo Zuluのマーケティングディレクター、Louis Liuは「ダイニーマ®を使用することで、我が社のお客様は兵士の防護レベルを1段階上げることができました。」と述べています。 「アビエントの協力で、一段上のイノベーションを兵士にもたらせることを楽しみにしています。」
アビエントは、台湾MNDの6件のヘルメット入札を支援するために、米国から直線にしてダイニーマ®HB210を130万メートル以上調達・納入していました。これにより、台湾はアジア太平洋地域で初めて高性能バリスティック用途にダイニーマ® HB210を採用した国となりました。ダイニーマ® HB210は、アビエントのダイニーマ®フォースマルチプライヤー プラットフォームの一部であり、画期的なポリマー科学、次世代ファイバー技術、独自の単方向エンジニアリングを融合することで、大幅な軽量化と人間工学に基づいたアーマーソリューションを実現します。
ヘルメットへの採用において、ダイニーマ®フォースマルチプライヤーは、競合素材と比較して従来および新たな脅威に対しても防護性能を維持しながら、最大25%の軽量化を実現しています。研究によると、防護具の負荷が大きくなると、認知認識および戦術能力、機動性が低下し状況認識にマイナスの影響があるばかりでなく、兵士の能力が低下する可能性があることが明らかになっています。これに対しダイニーマ®を使用したヘルメットでは、着用者の全体的な負担が軽減され、効果を損なうことなく防護性能を提供することができます。
「私たちは、Bravo Zuluとの提携と、この提携から達成されたあらゆる結果を誇りに思っています。」と語るのはアビエントのグローバルビジネスディレクターのMarcelo van de Kampです。「性能や保護を犠牲にすることのない、より持続可能なアーマーソリューションの導入をはじめとして、さらなる成長分野を一緒に模索していきたいと考えています。」”
「人々と、人々が暮らす環境を守る」というアビエントの取り組みに沿って世界初のバイオベースのHMPEファイバーが発売されたのは2020年5月のことです。バイオベースのダイニーマ®は従来のダイニーマ®と同じ性能を誇り、カーボンフットプリントは一般的なHMPEよりも90%低くなっています。台湾のMNDを支援するためのアビエントとブラボーズールーの継続的なパートナーシップは、防護具技術にイノベーティブな軽量ソリューションを提供するだけでなく、循環型経済に貢献する環境的に持続可能な選択肢を提供することになります。