
索道器でも巻き上げ機でも、使用されている係留ラインには激しい摩擦力がかかり、耐用年数を縮めたり危険なラインの破損すら引き起こす場合があります。
Q:ダイニーマ® SK78を使用したラインは、耐摩擦性能の点では一般的なHMPEと比較してどうですか?
A:ダイニーマ® SK78を使用したラインは、関連する応用テストでHMPEより4倍長い耐摩擦寿命を証明しています。
Q:耐摩擦性能をさらに高めることはできるのでしょうか。
A:ダイニーマ® SK78は、ジャケットなしのラインに使用した場合に優れた耐摩擦性能を発揮しますが、さらなる保護を提供する目的にも使用でき、ジャケット付きラインのカバーや専用の耐摩耗スリーブとして使用する場合に有効です。ほとんどの用途において、アビエント独自の耐摩擦性コーティングを使用することで外部および内部の摩耗に対する耐性がさらに高まります。
Q:摩耗は、どのようにして予測・軽減できますか?
A:アビエントは、外部摩耗を評価するための摩耗試験機を開発しました。これはウィンチング、リフティング、係留に特に有効です。この試験機では、モジュール式の試験面を使用し、鋭角が摩耗率に与える影響、ウィンチングの影響、係留ラインで特に重要な索道の擦れによる摩耗を測定することができます。
Q:ヤーン・オン・ヤーン試験のような試験で耐摩擦性能を比較できますか?
A:できません。ヤーン・オン・ヤーン試験は様々なファイバーを比較することはできますが、その結果をロープの耐摩耗性能に置き換えることはできません。耐摩耗性能につながる試験には、特定の状況を模した最新鋭の試験機が必要です。実際のサイズのロープを使用して、リアルな条件下で試験を行うことによって初めて、特定のシナリオでの性能の予測が可能になります。
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