今日の深海作業は、従来の設置用ロープの限界を押し広げています。水深2,000メートル以上の深海では、ロープに強度があり、軽くて扱いやすいことが求められます。
従来の鋼線ロープを使用すると、長さ3,000mで自重がクレーンの能力を半減させてしまうため、深海作業に限界が生じます。ダイニーマ®を使用したロープは、鋼線と同等の強度を持ちながら非常に軽いため、深い場所でもクレーンの能力を最大限に発揮することができます。
リフティング能力をフルに活かしてクレーンや船舶をより効率的に活用
ダイニーマ®は鋼線と同じ強度ながら80%の軽量化を実現
ロープ交換の回数が減り、クレーンの稼働率が向上
ダイニーマ®を使用したリフティング用スリングが、最も過酷なリフティング作業においても、非常に安全性、信頼性、耐久性に優れていることを実証した事例を紹介しています。
「当社は、ファイバーロープも含めて、クレーンの将来を固く信じています。単に設備投資や運営コスト面からの評価のことだけではありません。海底分野に配備できるものの範囲はさらにシフトしていきます。」
「私たちはこの技術に自信を持ちクレーンの能力を実証したいと考えており、昨年このクレーンを建造して認証および検証するプログラムを開始しました。私は、このクレーンが、市場において世界で最も先進的なファイバーロープ・ナックルブームクレーンの一つになると信じています」。
ダイニーマ®のダイヤモンド印が刻印されているのは、ダイニーマ®を使用した深海設置用ロープだけです。ダイニーマ®を使用した深海設置用ロープは、当社のオフィシャルパートナーのみで製造されています。