私たちは持続可能な未来というコミットメントを掲げており、世界初のバイオベース超高分子量ポリエチレン繊維を開発しました。再生可能なバイオベースのフィードストックを原料とする弊社最新のファイバー技術のイノベーションでは、マス・バランス・アプローチを利用して、化石燃料資源への依存のさらなる低減に役立てています。
バイオベースのダイニーマ®ファイバーは、従来のダイニーマ®と性能はまったく同じです。同じ重量のスチールよりも15倍強く、靭性は最高42.5 cN/dtexです。並外れた強度とともに、バイオベースのダイニーマ®は耐切創・耐摩擦性能も優れており、化学物質とUVに対する耐性も高くなっています。バイオベースのダイニーマ®は、110~2640 dtexの広範なタイター(ヤーンの太さ)で利用でき、釣り糸からヘビーデューティの引綱にいたるまで広範な用途に適しています。
ISCCの認定を受けたバイオベースのダイニーマ®ファイバーは「世界最強の繊維®」の信頼できる性能を引き続き維持しつつ、弊社のパートナーとお客様がカーボンフットプリントを減らし、循環経済に貢献できるよう支援しています。
バイオベースのダイニーマ®ファイバーは一般的なHMPEに比べてカーボンフットプリントが90%低くなっています
バイオベースのダイニーマ®ファイバーの性能と仕様は従来のダイニーマ®とまったく同じです
バイオベースのダイニーマ®ファイバーは、国際サステナビリティ・カーボン認証(ISCC)に基づく認定を受けています
私たちのバイオベースダイニーマ®繊維ロゴは、バイオベースのDyneema®繊維を使用した製品であることを保証します。バイオベースのダイニーマ®繊維を使用した製品は、素材の性能を損なうことなく、ダイニーマ®が誇る強度と保護機能を備えながら、二酸化炭素排出量を削減します。
バイオベースのダイニーマ®は従来のダイニーマ®と同じ性能、強度、耐用期間を維持しつつ、他の合成繊維に比べて強度当たりのカーボンフットプリントが最低です。
他の一般的なHMPE繊維に比較すると、バイオベースのダイニーマ®が放出するCO2は、生産される繊維のメートルトン当たり29トン低くなっています。これは、370万台のスマートフォンの充電で放出されるCO2、または480本の樹木苗を10年間栽培することで吸収されるCO2の量に相当します。
弊社ではマス・バランス・アプローチを使用し、バリューチェーン内でバイオベースの素材を追跡しています。
材木・パルプ業界の廃棄物を原料とする弊社のバイオベースフィードストックは製造工程において化石フィードストックと混ぜられ、エチレンを生成します。
その後、マス・バランス・アプローチを利用してバイオベース素材の量とそのサステナビリティの特性を追跡し、再生可能原料投入量を製品に配分します。
このアプローチは、アビエント、弊社のパートナーおよびお客様が化石燃料ベースの資源への全体的な依存を低減できるよう支援する一方、環境と循環経済をサポートします。
弊社のパートナーに関する詳細は、www.upmbiofuels.comおよびwww.sabic.comをご覧ください
バイオベースのダイニーマ®ファイバーは、国際サステナビリティ・カーボン認証(ISCC)に基づいて認定されています。これにより、透明で追跡可能なサプライチェーンから原料を取得していることを確認しつつ、良好で持続可能な慣行を確保できます。また、販売されるバイオベース素材の量が調達される量を上回らないことが保証されます。
ISCCの詳細な情報については、www.iscc-system.orgをご覧ください
性能と環境に対する責任は関連しています。弊社の新しいパンフレットをダウンロードし、貴社と地球のためになるバイオベースのダイニーマ®ファイバーの利点をご確認ください。
人々と環境の保護による弊社の持続可能な未来へのコミットメントの詳細をご覧ください
当社の専門家にご相談ください。ダイニーマ®によるお客様のビジネスの最適化についてアドバイスを提供いたします。